役員紹介
専務取締役 大下 知樹
2006年3月東京大学農学部水圏生産科学専修卒業、後同大学院修士課程中退。学生時代よりプログラマとしてERPパッケージの開発に従事する。ベンダー勤務、フリーランスを経て、2010年11月に株式会社アクセライトを創業。
当社業務では一貫してシステム開発と導入支援を行い、特に調査系システム・ePRO/EDCシステムの製品開発に注力している。
メッセージ
株式会社アクセライトではありがたいことに、創業以来、特に医学系研究の領域において様々なお仕事をいただき、世の研究に幾ばくかの貢献をする機会が与えられました。
私はこの幸運に感謝し、そしてこの領域でのシステム開発を、自らに課せられた使命・ライフワークとしてとらえています。
医学研究は人と病気を対象とした学問領域です。
そしてコンピューターシステムはロジックを組み情報をデータとして処理します。
システムで医学を扱うということは、医学関連の情報をデータにすることと、それらのデータから医学へ情報をフィードバックすることを意味します。
システム導入と言うと、客観的で無機質なプログラムの系を開発・構築することがゴールと思われがちですが、これはITベンダーが典型的に陥りがちな落とし穴です。
私が医学系研究の領域でお仕事をさせていただいて10年近くが経過しました。
その中で私が目にしてきたものは、それよりももっと難度が高く複雑で、そして奥行きのある世界でした。
人の健康に関すること。病気と生命に関すること。
その背景にある患者さんの生活。喜怒哀楽の感情を伴う人生そのもの。
そして医療を提供するための医療従事者の皆様の日々のご尽力と、患者さんとのインタラクション。
これらすべての現実に起きた事象を、できるだけ写実的にバイアスなくITと結びつけることが、システムで医学を扱うことであると、私は考えます。
医療データはそうした数多くのドラマを背負って誕生します。私たちはそのようなデータを扱う仕事をしています。
これほど難しく、有意義で、責任があり、辛く、そして楽しい仕事に巡り合えるチャンスがどれほどあるでしょうか。
医学研究をサポートし、決して足を引っ張ることなく、黒子としてシステム面でのサポートをすることは簡単なことではなく、地道で気の抜くことのできない、ライフワークとするのには十分な意義と深みのある使命です。
自身が得意とする分野において必死で良い仕事をしていくことで、平穏で豊かな世界の実現に近づくことができる。そう考えて、私は日々の仕事にいそしみ楽しんで参ります。
従業員、取引先、そして社会。すべての関係者と手と手を取り合って、ポジティブで明るい未来につなげたいと願います。
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