コラム

最速でプログラマーを育てるアクセライトメソッド ~Lesson5 ウェブアプリケーション編~

カテゴリ:システム開発
Author:大下知樹

第5回目はウェブアプリケーションを組む、です。

やっとブラウザで動くプログラムが書けるようになります。世界が広がっていきますね。

ウェブの世界は構築に必要な技術の範囲がとても広いです。

HTMLからはじまり、クライアントサイドのJavaScript, PHP等のサーバサイド言語、MySQL等のデータベース、そしてCSS。インフラ側も担当するのであればOSやミドルウェア、ネットワークについても学ぶ必要があります。少し前に流行ったフルスタックエンジニアというやつですね。

まずは今回は今までに学んだ知識を総動員して、ウェブ上で動く簡単なアプリを開発してみましょう。

早速課題です。

課題について、突っ込みが入る可能性もあるのでいろいろと解説しておきます。

jQueryってオワコンでは?

これ、10年前から言われている気がします。オワコンであるというというのであれば次にくる代替技術は何かということをキャッチアップするのが技術者の性であったり、あるいは使命であったりするのですが、残念ながら、確実かつデファクトな後継技術がないのですよね。

jQueryはオワコン?

人によって、Vue.jsだとか、Reactだとか、いやいや今はJavaScriptネイティブで十分だとか意見が分かれていて、それがすなわち、いまだjQueryがオワコンではないことの証左といえます。

別にjQueryが素晴らしいということを言いたいのではなく、他に信じられる後継技術がまだないというのが正しい表現です。例えるなら投票と、いや余計なことを言うのは止めておきましょう。

scssは使わないのか?

ずばり使います。大変便利ですし、使わない手はないでしょう。

ただ、scssはcssとかけ離れたものではないので、ひとまずcssでよいでしょう。もっと極端な話、最初はstyleタグでの直接の埋め込みでも良いかもしれません。あとはプロジェクト参加後にチームの方針に従うで十分と思われます。

bootstrapは使う?

このあたりもチームに従いましょう。bootstrapを採用すると開発者がUI/UXをアジャイルに設計・開発していくことが容易なので、UI/UXに一家言あるならこのあたりにも触手を伸ばしておくとよいでしょう。UI/UXについて個別に担当者がアサインされているプロジェクトの場合は変に主張しすぎて喧嘩はしないように。これはプログラマというよりはチームワークの問題ですね。

JavaScriptでよいのか?

これもチームに従いましょう。一旦Javascriptを書けるようになっておけばTypeScript や CoffeeScriptにも対応できるでしょう。cssとscssに近い関係になろうかと思います。

言語やDB、ミドルウェアの選定はどうする?

正直なところ、このあたりもチームに従いましょう。ということ以上のことはありません。

大事なのは顧客満足です

プログラマは開発言語や使用するソフトウェア、ツール、あるいは開発手法等にとてもこだわる傾向にあります。プログラミングを趣味とするのであればそれも結構なことです。

ただ、プロとして製品を開発し、誰かに使ってもらうのであれば、個人的には何で作るかよりも何を作るかにフォーカスしてほしいと考えています。

大切なのはユーザが喜ぶことであって、その喜んでくれたユーザがお金を出してくれることでビジネスが成立するわけです。

確かに流行りの技術を習得して自身を市場で高く売り込みたい気持ちは分かりますが、自身を売り込むことをより上位に持ってくると長期的にはあまりよいビジネスに繋がらないし、ビジネスパーソンとしても同様です。

そして顧客満足を第一に考えた時に、どのような技術選定がベストか。それが技術選定の基本と考えます。

終わりに

さて、そろそろ話すネタもなくなってきました。そのくらい勉強が進んできたということでもあります。

今回は全6回の中で、最も骨太な課題です。じっくり取り組みましょう。

次回は最終回、フレームワークです。

この記事を書いた人

大下知樹

営業/設計をメインに、空いている時間でプログラミングも担当。目的の達成にこだわり、言語にはこだわらない。初学者に優しいPHPが好き。