Web調査―コラム
Web調査を依頼する最適なタイミングは?
Web調査を依頼する最適なタイミングは?
調査研究コンサルティングチームの根岸です。この記事では、Web調査をご依頼いただくおすすめのタイミングについてお話します。
ご依頼をいただくとよいタイミング
できるだけ早い方がいい……というのが、正直なお答えです。しかし、それでは参考になりませんので、「ご依頼いただくとよいタイミング」を3つお伝えします。
- 研究費の申請時
- 調査票が確定する前
- Web調査実施の3か月前
以下、各タイミングの詳細です。
1. 研究費の申請時
研究費を申請する際、調査実施方法を検討されることでしょう。この段階であれば、丁寧な企画コンサルティングが可能です。例えば、調査の目的や金額感により、紙での調査とするか、Web調査とするか、併用するかなど、これまでの経験からご助言することができます。また、研究費申請の段階でお見積りを作成しておけば、研究費が下りた後になって予算不足が発覚するという、不幸な事故を防ぐことができます。
2. 調査票が確定する前
こちらは、Web調査を行うことが確定し、調査票を検討されているタイミングです。調査票確定前であれば、調査票のコンサルティングを行えます。より回答しやすく、正確なデータを収集でき、過不足ない設問をご提案いたします。
Web調査の利点として、回答された選択肢に応じて、続く設問の表示・非表示を制御できることが挙げられます。紙調査では、あまり複雑な条件を設定すると回答者の負担が増え、深堀りが難しい場合もあります。しかしWeb調査であれば、どんな複雑な条件分岐を設定しても、回答者には回答すべき設問だけが見えますので、回答者は混乱せず快適に回答を進められます。
3. Web調査実施の3か月前
こちらは、Web調査の実施が確定し、使用する調査票も確定した後を想定しております。このタイミングでご相談をいただいた場合、調査票の内容をそのままWeb調査として設定させていただきます。その際に、調査票内の誤字脱字などの確認や、内容面のさらなるブラッシュアップのご提案も可能です。また、プレテスト実施も行えるスケジュールとなります。
調査実施の3か月前であれば、調査のためのシステム設計も可能となる場合があります。たとえば、縦断調査など、同一対象者を追跡しての調査システム構築などです。
Web調査のご依頼から調査開始までのスケジュール
Web調査のご依頼をいただいてから、実際に調査開始するまでのスケジュールをお伝えします。
- 調査票データ(word、Excel、PDFファイルなど)をお預かりします
- Web調査の調査票を設定します(約1ヶ月間)
- お客様に実際に回答いただき、ご意見をいただいて修正していきます(約1ヶ月間)
- (ご希望があれば)プレテストを実施いただきます(約1ヶ月間)
- 調査をオープンします
- 調査をクローズし、回答データを納品します
ご相談を早いタイミングでいただけるほど、お手伝いできることが増えます。ですが、お急ぎの場合や、調査票の内容が複雑でない場合などは、ご依頼から2か月程度で調査開始とさせていただける場合もございます。上記3つのタイミングに当てはまらなくても、どうぞお気軽にお問い合わせください。