ePRO製品『ヒビログ』
お客様の声—CPCC様

お客様の声

ー 2023年 CPCC様インタビュー ー

CPCC株式会社  
代表取締役 大川 様
中村 様

インタビュアー
アクセライト 専務取締役
システム開発事業部 責任者
大下 知樹

― 本日は、ePRO入力システム「ヒビログ」を食品試験にて定期的にご利用頂き、約4年程のお付き合いをさせて頂いている、臨床試験受託機関であるCPCC株式会社の大川社長と、部長として責任者をされていらっしゃる中村様に、初めてePROシステム導入をされた当時のことや、実際に弊社のePROシステムをご利用頂いている率直なご意見など、お話しを伺わせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

まず、当時ePROシステムの導入を企業方針として決定されてから、 いくつかの業者から製品紹介や運用のご提案を頂いていたかと思うのですが、 アクセライトの製品「ヒビログ」の導入に決めて頂けた経緯を教えてください。

CPCC大川様
当時は、いくつかの業者からお話を聞こうと、
確かePROシステムベンダー3社から同じ時期にそれぞれ問合せて、システム紹介や詳しい説明をある程度まとまった時期に設定して、個別に相談したと思います。
CPCC中村様
アクセライトさんは、ご説明を聞いた順番で言うと2番目でしたね。
当時のアクセライトのご説明では、大下さんと石田さんの2名だったと覚えています。
1社目のA社(仮)は、ePROシステムの箱だけ(アカウント)を提供、設問や条件分岐などの設定はご自身でというタイプ。
2社目のアクセライトさんは、webシステムで、こちらが持っている日誌や調査票情報を提供し、設問や条件分岐設定、権限などの各種設定までを対応してくれるというタイプ。
3社目のB社(仮)は、アプリのご提供で、利用者さん側でダウンロードする必要があるので、一回作ったら簡単に変更できないタイプ。
今考えると、図らずもタイプが分かれていた感じでした。

アクセライトのePRO入力システム「ヒビログ」を選んで頂いた決め手は、どういったところだったのでしょうか。

CPCC中村様

一番アクセライトさんをいいなと思ったのは、ちゃんと臨床試験の現場の声に向き合って、具体的な提案をしてくれたことですかね。

臨床試験を受託している私たちの要望として、こういう日誌を作りたい、こういうことがしたい、という相談をどの業者さんにも同じようにしたのですが、他社業者さんでは、元々の自社製品仕様があるので、こちらの希望をその範囲内で可能な部分で叶えてあまり発展的な議論はしない、あとは現場の方でなんとか頓智を効かせて対応してください、というスタンスのコミュニケーションが多く、そういうものなのかなと感じていました。

ただアクセライトさんだけは、臨床試験現場のリアルな意見として要件や意図を汲み取り、「どういう運用をされる想定ですか?」「であれば、〇〇というやり方がありますね」「こういうやり方はいかがですか」と、一緒に考えて対応してくれて。

例えば、この場合ならラジオボタンの方が見やすい、マトリックス形式がよいかもなどの基本的なところから。こういうやり取りができるなら、今後も困った時にも相談できるかも、と私は心強く感じていました。

CPCC大川様

当然、運用担当になる担当事業部の社員の方では、技術的な部分やシステム品質面も強く意識して検討していたと思います。

ただ私は代表という立場で、実際に運用をする訳ではないので、最初から決め手は少し違ったかもしれません。ePROシステムの利用については、弊社としても一過性のものではなく継続性のあるものなので、臨床試験現場におけるそういった連続サイクルにパートナーとして付き合ってくれる業者さんを選びたい、と考えていました。

例えば、使いながら要望を挙げて相談し、業者と一緒に作り上げていくイメージが強かったので、パートナーとして長く一緒に付き合っていけそうな業者なのかどうかという部分。

正直、臨床試験向けのこういうシステムは、医師や研究者のアイデンティと臨床試験現場の現実をちゃんと突き合わせた上でのシステムでないと、使い手側にとって本当にいいものにはならないと考えていたので。

アクセライトさんはいくつかお話を聞かせて頂いた業者の中で2社目で話した業者でしたが、その点、最初から一生懸命にやってくれて。ePROシステムの導入は、会社としても今後の事業推進を図る上で重要な新しい取り組みだったのですが、初めての打合せの際の姿勢や、打合せを重ねる部長や担当者達とのやり取りを観て、この人達なら一緒にやっていけるな、と思ったのがやはり一番の決め手でした。

アクセライト 大下
ありがとうございます。弊社としても調査研究の支援にこだわりを持ってやっているので、当時ご要望をお伺いする中で、「より良いものにしたい」という熱意が部長様達からも伝わっていて、応えたいという気持ちもあったのだと思います。

実際ePROシステムを導入され、継続的にご利用されていらっしゃいますが、他社様の製品などと比較して、感じて頂いている良さ等、具体的にはどういったところがありますでしょうか。

CPCC中村様

正直、当時初めて導入して以降、他のシステムを使ったことがないので、他社のシステムと比べるというのが難しいですね。すみません。

ただ、4年程継続的に何度も使わせて頂いていますが、まず見た目が見やすい。特に説明書やマニュアルを見なくてもどこを押せば何ができるかが解るし、これまで使い勝手で困ったことがないので、これは恐らく使いやすいということなんだろうなと。

なので、他のシステムを使ってみたいと思ったり乗り換えたいと考えたことは一度もないですね。それがほぼ答えかもしれません。

時には、設定の段階で(アクセライトさん側でいつも設定してくれるのですが)、「それならば〇〇の方がよいです」「〇〇という希望を叶えることは可能ですが、一方でこういった課題やリスクも発生する可能性がありますが、問題はありませんでしょうか?」といった形で、ePROシステム運用に関するノウハウや、セキュリティ保護の観点など、ePROシステムを使ってもらう上での自社のポリシーに基いてご指摘を頂く場面も少なからずあります。

これが不満ということではなく、元々長年紙を使って臨床試験を行ってきたこともあり、ePROシステムを初めて運用し始めた私たちからすると、システムとして何が正しくて何はよくないのかなどの専門的な知識は十分ではないところもあるので、そういった所も導入当初は特にですが、今も頼もしく感じています。

アクセライト 大下
こういったことは滅多にこちらから伺うことではないので、率直なご意見を今回初めてお聞きして、とても有難いことだと思いました。いつもありがとうございます。

今後、ベンダーとしてのアクセライトに期待されることは

CPCC大川様

少なからず、弊社とのこれまでのePROシステムの導入・運用経験も、アクセライトさんの今のePROシステムの成長発展に繋がっていると思っているので、今後も、安売りはして欲しくないなとは思っています(笑)

それはそれとして、こういう臨床試験現場の人間が使いやすいと思うシステムの普及は、純粋によりよい臨床研究に繋がると思うので、私が言うのもなんですが、どんどん利用者が増えればと思います。これからも頑張ってください。そしてこれからも長く、よろしくお願いします。

アクセライト 大下
本日は沢山のお話を頂戴し、本当にありがとうございました。
普段お聞きできないお話もお伺いすることができ、貴重なご機会に感謝します。
こちらこそ、今後とも末永く、どうぞよろしくお願い致します。

インタビュークライアント-プロフィール

社名
CPCC株式会社(https://www.cpcc.co.jp/
所在地
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町三丁目3番10号 ダイワビル4階
TEL
03-6225-9001
資本金
7,400万円
設立
2003年5月
事業内容
  1. 1)食品、化粧品、各種デバイス等の有効性‧安全性・パイロット試験等の受託
  2. 2)機能性表示食品および特定保健用食品の臨床試験の総合的サポート
  3. 3)商品の使用感調査
  4. 4)商品開発における共同研究
  5. 5)研究開発におけるアドバイス業務
代表者
代表取締役 大川 勝

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