EDC製品概要

製品概要

『BRICKS EDC』はウェブベースあるいはiOS/Androidアプリにてご利用可能なEDC/ePRO入力システムです。
臨床試験において、日々の臨床情報の入力や、データマネージャによるデータモニタリング、患者様の毎日の日誌入力や、治療開始・試験開始を起点としたベースラインでの入力と定期フォローアップ入力を可能とします。
簡便なユーザーインターフェイスにより施設様側での導入の容易さと、患者様の高い入力率を目指し、様々な形式の臨床試験をサポートいたします。

クラウドサービスとしてご提供

EDC/ePRO機能はクラウドサービスとしてご提供いたします。
サーバー側でデータを一元管理することにより、データの真正性・見読性・保存性を確保いたします。
アプリインストールは不要で、スマートフォン・タブレット・PCのブラウザより即座にご利用を開始可能です。
各試験毎に環境を構築いたしますので、要件に応じて追加機能の構築も可能です。

シンプルで直感的なインターフェース

施設様側は簡便なマニュアルで直観的にご利用が可能です。施設様側でのトレーニングは必ずしも必要ではなく、あるいはトレーニングが必要な場合も簡便なもので使いだしが可能です。
ePRO機能をご利用される場合、患者・被験者様につきましてはログイン以降、事前のトレーニングは全くなくePRO入力が可能です。入力方法が分からないというお問い合わせはほとんどいただいたことはございません。

機能ページ:動画(約15秒)による画面動作のご紹介

リマインド機能でデータ欠損を防止

入力期間(アロワンス)内の適切なタイミングにて、メールあるいはアプリ通知にてePRO入力のリマインドを行います。入力インセンティブのある被験者様のデータ入力漏れを効率的・効果的に防ぐことができ、結果として高いデータ入力率と質の高いデータ収集を計画可能です。

臨床試験に関わる方々の実情に合わせた柔軟な権限設定

施設側の役職(医師・CRC・その他)や事務局、DM等によって、症例登録やデータ閲覧機能の範囲や権限有無の設定が可能です。試験毎の合理的な実情に合わせた柔軟な権限設定により、関係者にとってストレスのない試験運用が可能です。

即時分析が可能なデータ抽出

ローデータはリアルタイムでダウンロードが可能です。
データ解析チームの意見を取り入れた出力形式により、変数設定、値設定、未入力・非該当のコーディング等で紛れがなく、理解が容易なシンプルなCSV形式でのデータ取得が可能です。

豊富な運用実績

『BRICKS EDC』は食品試験やアカデミア領域の臨床試験を中心に、80以上の試験にてEDC/ePRO運用の実績がございます。多くの試験での使用を通じて収集された課題は内部的に適切に課題管理され、常に製品の品質向上に向けた改善を実施しています。

導入事例ページ:これまでの導入実績のまとめ

セキュリティー対策・3省3ガイドラインへの準拠

『BRICKS EDC』は社内の開発チーム内で開発をしています。
開発チームでは適切なセキュリティー対策を実施し、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン等のいわゆる3省3ガイドラインに準拠し、QMSを整えた開発体制を敷いています。
国内法の適用対象となるようにインフラ構築を行っており、国内の臨床試験実施においてクリアすべき課題はすべて対応済みです。